少年漫画
小学生〜十代までの男性(学生)を読者としてターゲット対象にしている漫画のことです。
少年漫画誌に掲載されている作品は、読者層に関わらず、総じて少年漫画と呼ばれています。
『ドラゴンボール』『SLUM DUNK』『ナルト』『ワンピース』など、少年ジャンプで連載された漫画だけでも、名作揃いですね。
漫画好きが多い購買層を狙っているので、ジャンルもスポーツやバトルものが多かったのですが、囲碁などの頭脳ゲームや推理モノといった大人も楽しめる漫画が登場してからは購買ターゲットも増え、扱うジャンルも多様化してきました。
それは、「少年マガジン」や「少年サンデー」も同様で、実写化してドラマ・映画化した作品も数多くあります。
近年ではファン層も多様化していて、大人や女性にも広く読まれてます。
昔は、お約束としてのお色気要素として、パンチラなどのサービスカットはありましたけど、最近は女の子の裸体を見せることを前提とした「脱衣」メインの作品も増えてきました。
昔だと、「うる星やつら」「きまぐれオレンジロード」「電影少女」など、正統派の恋愛漫画も人気を博しましたけど・・近年の傾向だと、何の意味もなく服が破れたり、ドジっ子のパンチラなど、お色気要素を押し出した作品も数多く見られるようになってきました。
とはいったものの、昔は乳首の描写も普通にOKだった時代があったので、逆に今より過激な作品もありました。
『てんで性悪キャーピッド』や『バスタード』などの名作もありましたし・・。
『いちご100%』や『To LOVEる -とらぶる-』のヒットを受け、恋愛漫画の需要も高まり、愛の過程を描くため中にはSEXの描写もある作品もでてきました。
少年漫画誌
集英社 : 週刊少年ジャンプ
講談社 : 週刊少年マガジン
小学館 : 週刊少年サンデー
秋田書店 : 週刊少年チャンピオン
角川書店 : 月刊少年エース/少年エース
スクウェア・エニックス : 月刊少年ガンガン/ガンガン
乳首の描写について
昔の少年誌は、女性の胸が露わになるシーンでは乳首の描写は普通にありました。
ですが、現在では様々な法改正があって出版業界でも厳しめの規制があり、女性が裸になるシーンで胸が出ていても乳首が描かれることはありません。
正直、乳首があるのとないのとではテンションが違いますけど、こればっかりは仕方がないんです。
この規制により、漫画・アニメでは乳首を何らかの方法で隠すためにポーズや構図のテクニックが磨かれることとなりました。
漫画・アニメ等では、この規制を守りつつも自由なおっぱい表現を行う手法として、明らかに乳首の映るであろうシーンであってもあえて最初から乳首を描写せずに、乳首の欠落している乳房を描くという表現方法を採られていることがあります。
最近は、クオリティーの高い絵を描く作家さんが多いので、この作家の描く女の子の乳首が見たいんだー!という気持ちは分かりますが、アンダーヘアの部分も隠れてるので、あとは想像で補うしかありません。
今考えれば、昔の少年ジャンプは衝撃でした。(^-^;
少年誌から青年誌に連載を移動した作家さんの作品では、バッチリ拝むことができるので新鮮です♪